マイテリトリー


「好きです、好きです臨也さん!」
「俺は嫌いだよ」
「んもう!臨也さんのツンツンツンツンには慣れてるんですから!」
「デレはどこいった」

「臨也さんが全人類を平等に愛するように、私は臨也が人間に注ぐ愛を全て臨也さんに注いでます!」
「説明も分かりにくいし・・・っていうかドアどうやって突破した訳?ここ、オートロックで鍵5つつけてんだけど」
「そんなもの、愛の力で捩じ伏せてやりました☆」
「テヘ顔をやめろ、今すぐやめろ。そして死んでしまえ」
「ほら!またツンツンツンツンツンがでましたね、私だけへの愛情表現ですよね、知ってます!」
「ほんっとちゃんは、人を苛立たせる天才だね」
「臨也さんに褒められちゃった!!今日は褒められ記念日ですね!あ、ご褒美は愛の言葉でお願いします」
「ねぇ、今午前3時なんだけど」
「臨也さんと愛を育むのに時間なんて関係ありません!」
「俺は気にするよ。時間もちゃんのドヤ顔も」

が俺に愛を注ぎすぎて疲れてないか、気にかかる?んもー臨也さんってば心配症っ!」
「何だよこの前向き加減、ここまで来ると病的だよ?つか病気だよ、いい精神科紹介してあげるから帰れ」
「恋は病院では治せませんよ?治せるのは臨也さんだ「波江さーん!いるんだろ?警察よんでー」
「公開ラブシーンですか?!臨也さんったらだ・い・た・ん!」
「マジ帰れ」